異常渇水で水位が-90cmを越えた琵琶湖
風の風景 Ｎｏ．２０９
９月４日(月)５日(火)は北小松で久しぶりに比良オロシが吹いた。７日(木)にも前線の通過で吹いた。
夏の太平洋高気圧が東海上にあり、大陸には秋の高気圧があって、互いに一歩も譲らず停滞している。
８日(金)は南海上から暖湿気流が入り、天気が不安定で夕方から弱い雨模様となった。
台風14,15,16号が南海上にあるが、どうやら太平洋高気圧の影響が強く西へ移動するようだ。
これは依然として太平洋高気圧の勢力が衰えていないことを示している。
９月に入って一旦涼しくなり秋らしくなったが、まだまだ残暑が続くようである。
１９９４年以来の渇水状態で琵琶湖の水位は-90cmを切り、前回の-123cmに向かって低下を続けている。
北小松は遠浅ではないので浜辺が４ｍ程後退しただけだが、湖北では随分と後退しているようだ。
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