梅雨明け宣言の日の湖北
風の風景 No.190
連日真夏日が続いているが今日19日(水)、ようやく近畿の梅雨明けが発表された。
今年の梅雨期の雨量は、例年の約半分程度であり、空梅雨傾向であったといえよう。
今日も上空は北西の風の場であり乾燥しているせいか、秋の空を連想させる圏雲が出ていた。
その下には日中の暑さの影響で積乱雲が所々で発達し、夏の空を思い出させていた。
竹生島の向こうに見える伊吹山地の向こうには、発達した積乱雲が姿を見せていた。
梅雨明けだが高気圧の縁を回って琵琶湖に吹きこむ南東の風ナガセとそれに特有の雲は見られなかった。
太平洋高気圧が南西諸島に停滞し台風5号が八丈島南にある影響で風の場が北に偏っているためと考えられる。
写真の波の様子からも風は南東の船木崎方面からではなく、北の海津大崎辺りから来ていることが分かる。
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