太平洋高気圧に覆われ炎天下の今津


風の風景 No.189

台風4号が朝鮮半島を通過した12日(水)以後再び日本列島に梅雨前線が停滞。だが大きな天気の崩れはない。
太平洋高気圧の張り出しが強く、日中の気温はぐんぐん上昇、連日真夏日を更新している。
16日(日)午前中の比良山系には積雲がかかっていたが、山側から琵琶湖の方へゆっくりと移動していた。
湖東や湖北の山々の上空には雲はなく、遠く鈴鹿山地上空にも積乱雲が見られない。ナガセの景色ではない。
上空の雲は北西から南東方向に移動しているが、これは太平洋高気圧の縁が湾曲している効果である。
北小松では夕方から2時間程北西の風が吹いたが、暑い夏の日の夕方に吹く弱い下ろし風である。
ビワコダス風観測は、日中は湖陸風であるが夕方から北部では北西の風の場となっていることを示している。

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