台風3号が遠のいても比良山系には風枕が残留


風の風景 No.186

台風3号7日(金)深夜から未明にかけて八丈島から房総半島沖に達し、東北沿岸部を北進した。
この影響で、ビワコダスは7日夕方から8日(月)未明にかけて全県的に強い北西風を観測した。
北小松風観測所では、毎時最大瞬間風速8日午前4時23分42秒22m/sに達しピーク値となった。
この時の強風は断続的に訪れ、4時過ぎには眠気を覚まされる程の強烈な比良下ろしとなった。
今回のビワコダス風観測データは、湖西における興味ある下ろし風時間のずれを記録した。
8日は台風が過ぎ去っても比良山系には風枕が残り、終日しぐれ模様の天気となった。
この中、小松浜では浜開きが行われ、役員は総出で浜の準備作業に追われた。
9日(日)は天気も回復し、夕方には爽やかな圏層雲がでていた。比良山系は日々見事な姿を見せてくれる。

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