たつべえでエビ漁 船の先の網で鮎をすくう漁
風の風景 No.178
梅雨前線が南下し、好天に恵まれてここ数日は真夏を思わせるような暑い日が続いている。
比良山系には南からの雲がかかり、琵琶湖周辺の遠くの山々は霞み、湖面は穏やかな日々が続いている。
早朝に小松浜を訪れると沖に鮎漁をする船が浮かんでいた。北小松以北の明神崎一帯にかけてよく見られる。
堅田方面からの漁師が早朝より漁をしているとのことである。鮎は小さ目のものしか採れないらしい。
鵜川方面の湖岸近くの沖では、沖島の漁師が仕掛けておいたたつべえを夫婦であげにくる光景が見られた。
エビ漁である。湖面は鏡のように静かで作業にものんびりとしたゆとりが感じられた。
明日9日(金)は、梅雨前線や低気圧が近づき、天気は下り坂の模様である。
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