初めて琵琶湖大橋の全景を小松浜からとらえる


風の風景 No.176

27日(土)まとまった雨をもたらした低気圧は日本海を北上し29日(月)にはサハリンに達した。
28日(日)天気は回復したが、寒気が残り不安定な天気が続いた。湖西では一時時雨れが見られた。
午後4時過ぎから4時間程度比良オロシが吹いた。この時間帯だけ強く吹いた理由はまだ解明できていないが、
今回は低気圧が日本海のかなり北部を通過したので比良オロシの発生時間が遅れたように思う。
29日(月)早朝は雲が多く遠くが霞んでいたが、次第に天気は回復し見通しがよくなった。
夕方には湿度が低下し、めっきり涼しくなり、空には秋の雲を思わすような圏雲や飛行機雲が出ていた。
こんな中、湖西から見る湖南や湖東は夕日に照らし出され、久しぶりに素晴らしくよく見えた。
北小松から光学4.5倍ズームとながめると、琵琶湖大橋は中央の高い部分だけでなく全景がよく見えた。
真中以東の低い部分を含む全景をとらえたのは今回が初めてである。記念すべき日となった。
手前の湖面は色づき縞模様に見えるが、比較的強い風が湖面を通りぬけていることを示している。

前に戻る