移動性高気圧に覆われ晴天の比良山系
風の風景 No.153
前日の2月4日(金)は立春。冬型気圧配置が強まり雪雲が南下。早朝の比良山系は雪化粧していた。
日中も雪雲が南下し、野洲でも雪が降った。だが寒さは厳しくなく積雪までには至らなかった。
翌5日(土)は、高気圧が移動性となって広く西日本を覆い、快晴の穏やかな一日となった。
早朝の比良山系は綺麗な圏層雲の下で、大寒寒波による雪を残して鮮やかに浮かび上がっていた。
だが比良山系の雪の量は圧倒的に少ない。北小松の積雪量もかつて経験したことがないくらい少ない。
昨年は節分寒波がやってきて重い雪をかなり降らせ、自宅のミカンの木が裂けたことを思い出す。
雪を払い、木が枯れないように必死で子供たちと作業したことが昨日のようだ。
その甲斐あってか、今年もミカンの木は枯れることなく沢山の実をつけている。
夜になると打見山・蓬莱山頂にあるスキー場のナイター照明が連日夜空を照らし出している。
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