寒波の襲来を予告する比良山系の風枕
風の風景 No.148
25日(火)は、志賀町北小松では早朝より比良オロシが吹き、比良山系には風枕が出現した。
しかし風枕は見えるものの、志賀町南部や琵琶湖大橋、野洲川河口での早朝の風はそんなに強くはなかった。
琵琶湖大橋近くのリゾートマンション北にある菜の花畑から風枕のかかる比良山系を眺めた。
大陸の1060hPaの高気圧が季節風を送りこみ始めた。寒波の前触を告げる比良オロシである。
高気圧が北に偏っているので、ヒアラシを吹かせることも無く、若狭湾から季節風を送りこむパターンだ。
夕方には志賀町では雪花が舞っていた。今日は平年並の寒さであったが、明日からは一段と冷え込むという。
大寒が過ぎ、立春を目の前にして、3日ほど長続きする寒波がやってくる気配である。
前に戻る