高気圧の張り出しでヒアラシに似たカミからの波＆比良山系の日の入り
風の風景 Ｎｏ．１３９
新しいミレニアムの２０００年がスタートした。平成１２年のお正月は暖冬傾向で推移した。
７日(金)は寒冷前線が通過し、比良山系には風枕が出て終日かなり強い比良オロシを観測した。
昨年末から降雨が少なく琵琶湖の水位が異常に下がっているが、夜には久しぶりに強い雨が降った。
８日(土)は午前中はどんよりと曇っていたが午後から次第に天気は回復。カミからの風と波があった。
これは、朝鮮半島辺りから張り出した高気圧の影響によるものである。地上等圧線は西に傾いている。
湖西の明神崎や北小松の浜辺では、昼頃から夕方までかなり強いカミからの波と風があった。
この風と波はヒアラシに似ていた。夜になっておさまったが、かなり長い時間吹いた。
このような後は天気が荒れることが多い。９日(日)の琵琶湖は穏やかであったが、天気は下り坂だ。
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