放射冷却で真っ白な霜に覆われた田園
風の風景 No.133
長らく続いた西高東低の気圧配置が緩み、高気圧が西から移動性となって日本列島を覆った。
この影響で24日(金)の早朝は放射冷却により気温が低下し、氷点下のところが多くなった。
志賀町大物にある国道161号線沿に設置してある温度計は、午前7時25分で-1℃を示していた。
通勤途上の田圃は至る所白くなり、霜が降りている様子が見て取れた。雪こそ降らないがよく冷えた。
琵琶湖大橋を越えて守山市の田園地帯に進むと、大きく広がる田園は一面霜に覆われていた。
ここでは、弱い南風が吹いていた。空を見上げると飛行機雲や圏雲、圏層雲が芸術を奏でていた。
この雲が出ると天気は下り坂に向かうことが多い。21日に立冬が過ぎ、いよいよ冬本番を迎えた。
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