東シナ海からの高気圧の張り出しで、ヒアラシが吹く早朝の小松浜


風の風景 No.129

冬至10日前の今日この頃は日の入りが最も早くなっている。日の出は1月10日前後に最も遅くなる。
13日(月)の午前7時は日の出直後で、まだどことなく暗さが残っている。
今朝の小松浜は、写真が示すように早朝からカミからの風と波があった。ヒアラシである。
とにかくこの風に吹かれて浜辺に立つと風が冷たい。それでも水鳥は楽しそうに浮いていた。
今朝の気圧配置は西高東低の冬型となっている。等圧線は西に寝ていて10時20分の向きである。
こんな時は琵琶湖を北上する風が吹く。この風を琵琶湖大橋付近まで追跡したが、南へ行くほど弱かった。
このような風が昔は冬場になると毎日ほど続いたという。ヒアラシの八日吹きと言い伝えられている。
だが、近年この風はめっきりと姿を潜めた。明日の朝もまた吹くようであれば、冬将軍は健在なのだが。
P.S.北小松風観測所は12日午後3時頃からモデムの不調により、観測が途絶えていました。
13日午後9時頃復旧しました。風データベースの修正は、今度の週末に対応します。

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