移動性高気圧が東に去り比良山系にもたれる雲
風の風景 No.117
11日(木)は高気圧が東に去り、風も波もない穏やかな朝を迎えた。空には大きな積雲があった。
雲間から陽光がさしていたが、比良山系には特有の低い積雲がかかっていた。
この雲は、高気圧が東に去り、低気圧が西から近づくときに現れる1つの形である。
南からの風が比良山地にぶつかることによって上昇気流で形成される雲と考えられる。
この雲は今朝のように焼尾岳の北で消滅することが多い。これはリトル比良が低いことによる。
次第に雲が増え天気は下り坂となり、夜には小雨が降っている。西から温帯低気圧の接近である。
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