低気圧の接近で乱層雲が漂う雨の南小松
11月1日(月)は、低気圧が対馬から島根沖、若狭湾沖、輪島、新潟、仙台から岩手沖へ抜けた。
朝から雨模様であったが、低気圧が対馬にある時の志賀町南小松から北を見たものである。
風は弱く、雨はしとしと降っていた。釈迦岳や焼尾岳の山頂は雨雲に覆われていた。
北小松にある揚梅(やまもも)の滝はその形から布引の滝としても知られているが、うっすら見ることができる。
天気は次第に回復したが、低気圧の中心が仙台辺りに去った午後3時頃から徐々に風が強まった。
志賀町北小松では、18時57分に毎時最大瞬間風速21.9m/sを記録した。足速の低気圧であった。
今回の低気圧は平日の日中に通過したため、琵琶湖の波や風、雲の様子を記録に残すことができなかったが、
ビワコダスは、日本海を足早に通過する低気圧が湖国の風の吹き方に与える影響を教えてくれるであろう。
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