南岸低気圧の影響で雨模様の北小松



26日(火)に東シナ海で発生した温帯低気圧は、発達しながら九州へと進んだ。
この影響で26日午後は、北小松ではカミからの波が押し寄せ、天気が下り坂となる兆候を見せていた。
いわゆる「カミが降りた」という形である。北小松では波は14時頃吹き始め18時頃になると治まった。
翌27日(水)には低気圧は、四国沖、和歌山沖とさらに発達しながら本州南岸を通り、静岡方面へと進んだ。
この影響で、北小松では早朝から雨模様となり、北東からの「イブキ」波が押し寄せていた。
午後から北西のオロシ風に変わり、北小松風観測所の毎時最大瞬間風速は15時3分に20.5m/sを記録した。
この後、低気圧はさらに発達しながら関東方面へ進み、各地に雷や大雨、突風の被害をもたらした模様である。
3時間毎の地上天気図の等圧線の傾きを追っていくと、比良オロシの強風は今回も45度マジックに従っているようである。

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