比良山麓の細長い層雲を幸浜大橋から観る。



26日夕方から27日午前中にかけて、本格的な雨が降った。午後からは天気が回復した。
27日夕方から比良山系の堂満岳以南の山頂には、風枕の層雲がべっとり張り付いていた。
安曇川から比良山系の奥の武奈ケ岳方面を眺めると、風枕は蛇谷ケ峰へも続いていた
ビワコダスの風観測では、強いオロシ風は吹かなかった。このようなこともあるという事例となった。
さて、翌日の朝は、梅雨の中休みとなり、天気は回復。写真に見るように比良山系山麓には、
低い雲が比叡山方面から浮かんでいた。このような雲は珍しい。積雲が連なり、層雲状に長い列
を形成していた。守山の野洲川にかかる幸浜(こばま)大橋から眺めると、この雲は琵琶湖の上に
浮かんでいるように見える。この雲の上から蓬莱山,打見山を初め1000mクラスの山が顔を出している。
風や温度、湿度によって雲は形成されるが、今朝の雲の形成過程には興味がつきない

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