北西風により、消滅する比良山系の雲。



梅雨前線の南下で17日の昼過ぎから雨が降り出し、18日19日に渡って本格的な雨が続いた。
20日には低気圧は東に去り、西から高気圧が近づき梅雨前線は南海上へ下がった。梅雨の中休みである。
雨の時には比良山系にべったりとかかっていた雨雲が、北西の風に押し流されて比良山系から離れる。
既に比良山系の北部(志賀町北部)には雨雲がなく天気は良いが、南部の方は雲が垂れ込めている。
次第に南部も北西の風を受け、雲が消え、天気が良くなると予想される。比良山系の雨上がりの様子だ。
昔からの言い伝えに「梅雨の北風、雨の声」、「梅雨の南気(みなみげ)、アホの夜遊び」というのがある。
通常の季節とは違って梅雨の時期は、風の向きに対して、逆のケシキになるということを示している。
今朝は梅雨の北風(北西風)で、天気は回復しつつある。まだ本格的な梅雨パターンではないのだろうか。

前に戻る