志賀町北小松 追さで漁 に出会う。



長い竹竿の先にカラスの羽を付け、先を行く2人は湖面を叩き、魚をおびき寄せる。
後ろの大きな網を持つ漁師は、網を湖の中へ入れてすくう。小さな魚が網にかかる。
この漁法は、追さで漁(おいさでりょう)と呼ばれている。帰り道偶然にこの漁に出会った。
昔はこの漁法で魚がよく獲れたと言う。漁と田圃を兼業にしている漁師は、
田植えができないくらいの豊漁だったそうだ。今はめっきり少なくなってしまった。
今日は薄い曇空であったが無風に近く、湖面は大変に穏やかであった。遠くは霞んでいた。

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