春爛漫の4月4日、高島町打下にある乙女ヶ池を訪れる
一昨日に強風をもたらした低気圧も東に去り、今日は移動性高気圧に覆われ穏やかな天気となった。
風は弱く、気温も上昇し、一気に春の気配を感じる陽気となった。桜はまだ蕾が膨らんだ程度。
この暖かさで一気に咲き始めることだろう。午前中に、高島町打下にある乙女ヶ池を訪れた。
乙女ヶ池は湖西有数の内湖の一つである。数年前に整備され、今は、真中に太鼓橋が架けられている。
池の中では、魚を釣る人、ボートを漕ぐ人達が、春の一時を満喫していた。
高島町の東一帯は勝野と呼ばれる。打下も住所は高島町勝野である。
勝野から湖へ吹き降りる北~北北西の風は、カツノオロシまたはカツノグチと呼ばれている。
その昔、近江八幡から大溝まで瓦を運んだ丸子船が、この風をうまく利用して帰ったという。
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