午前7時。比良八荒が荒れ狂う志賀町北小松灰原。



低気圧が南海上を東へ去った夕方6時頃から志賀町北部では比良オロシが吹き始めた。
14時間以上経過した8時半現在でも依然として勢いは衰えない。
右図に示すように一晩中毎時最大瞬間は20m/sを越えたが、今朝の7時台で最大26.55m/sを記録した。
朝7時頃、北小松と近江舞子の間にある灰原へ出かけて、飛ばされそうな中、景色を収めた。
近江舞子駅へ向かうJR湖西線は徐行運転をしていた。この付近は以前貨物の横転事故があった所だ。
比良山系には、オロシ風特有の片積雲がもたれていた。風は焼山の方から吹き降ろしていた。
背後の琵琶湖に回り高橋川河口から南東方向を見ると、風が湖面に叩きつけられ水煙が上がっていた。

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