北湖の上位蜃気楼

デジカメ画像提供&HP作成  琵琶湖地域環境教育研究会

48)2011年5月 7日(土) 春になっても低温傾向が続いていたが、暖かい快晴の1日となり夕方に小松浜では今年初めての上位蜃気楼を観測した

今年は北小松では大晦日から3月18日まで積雪があり、寒い冬となった。4月になっても暖かい日は少なく桜の開花も遅れた。
湖水の温度が例年よりも低いため上位蜃気楼の多くの発生が期待されたが、一般風が強かったり気温の逆転層が現れにくい気象条件や、さらには強い黄砂で視界が悪かったりで、顕著な上位蜃気楼が出にくい結果となっている。
今日も天気は快晴で気温は上昇したが、南風の場になっており湖陸風が吹きにくく、逆転層ができにくい状態であったと予想される。午後3時前の小松浜の景色はほぼ実景となっていた。
安曇川へ出かけ、帰りに明神崎から琵琶湖を眺めると、琵琶湖大橋はフーティング(橋脚台)が観られ、沖の白石や多景島から対岸までの湖面に伸びが観られた。しかし、沖島や対岸の景色はほぼ実景となっていた。
6時前に小松浜に戻ると、琵琶湖大橋だけが両端Z型の上位蜃気楼の変化の真っ最中であった。浜大津のなぎさ公園で観測している伴先生と電話で情報交換すると、夕方近くからなぎさ公園からも琵琶湖大橋にZ型や3層の上位蜃気楼の変化が現れているとのことことであった。5月7日(土)のビワコダス・アメダス風画像は、午後3時頃から風の場が湖陸風へと変化した様子を如実に示している。上位蜃気楼発生に必要な風の場が改めて浮き彫りにされたように思われる。
※画像は、コントラストの画質調整を施しています。
※この日のビワコダス・アメダス風動画表示については、ここをクリックしてください。

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午後5時45分頃、安曇川へ出かけた帰りに明神崎から琵琶湖周辺を眺める。-顕著な上位蜃気楼は観られなかった-
午後5時52分頃、小松浜へ戻ると琵琶湖大橋では両端Z型の上位蜃気楼が現れていた。

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