北湖の上位蜃気楼

デジカメ画像提供&HP作成  琵琶湖地域環境教育研究会

43)2010年4月10日(土) 小松浜から北湖中央以南で繰り広げられた多彩な上位蜃気楼の変化を追う

4月10日(土)は、高気圧が東海上へ遠のき、東シナ海から気圧の谷が次第に接近し、昼ごろまで晴れるが次第に薄雲が広がった。ビワコダス風画像に見られるように、近江では全般に東寄りの風が吹いた。
正午過ぎに南湖で上位蜃気楼が発生したとの連絡を受け小松浜へ出かけると、北湖では能登川以南で上位蜃気楼が発生していた。12時50分頃から1時間程観測をしたが、多彩な変化を記録することができた。
その後湖西道路を経て大津市生涯学習センターへ向かった。所用を済ませ、南湖で観測している仲間のいるなぎさ公園へ向かった。そこでは希にしか見られない上位蜃気楼の多彩な変化があった。この様子は、伴先生の琵琶湖の蜃気楼情報に詳しく報告されている。
通常これまで上位蜃気楼を観測する時は「一般風がなく湖風の吹いている時が通常」であったが、今日は「東風の場であるにも拘わらず上位蜃気楼が発生した」ことは特筆されるべきことである。ただし、北湖においては能登川以南に限られ、北湖・南湖共に上位蜃気楼は湖面近くでの変化が大きかったことに特徴が見られた。

※画像は、コントラストの画質調整を施しています。
※この日のビワコダス・アメダス風動画表示については、ここをクリックしてください。

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穏やかな湖面、見通しの良い琵琶湖 -小松浜から南方面を眺める-
琵琶湖大橋橋脚の向こうに「南湖の陸地」をとらえる
琵琶湖大橋方面に現れた複雑な上位蜃気楼
小松浜水泳場入口から眺める琵琶湖大橋の多彩な変化 -28枚の画像変化で綴る-
小松浜から沖島に現れた上位蜃気楼の多彩な変化 -6枚の画像変化で綴る-
対岸の沖島すぐ北の能登川方面の上位蜃気楼の多彩な変化を追う -5枚の画像変化で綴る-
琵琶湖大橋西部方面の上位蜃気楼の多彩な変化を追う -8枚の画像変化で綴る-
上位蜃気楼が出ているときの琵琶湖の様子 -湖西道路志賀JCT付近にて-
湖西道路志賀JCT付近にて琵琶湖大橋を見下ろす-

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