北湖の上位蜃気楼

デジカメ画像提供&HP作成  琵琶湖地域環境教育研究会

42)2009年5月10日(土) 北小松滝川河口から今日は短時間の観測 -能登川・沖島方面に上位蜃気楼-


昨日に引き続き5月10日(土)も、真夏を思わせる暑い日になった。正午頃小松浜へ出かけたが、実景に近い風景であった。視界は昨日よりも悪かった。午後2時半頃、南湖で上位蜃気楼発生の連絡を受ける。北小松滝川河口に出向き観測を始めた。今日は風は弱く、視界は正午頃よりは少し回復していた。遠く鈴鹿山地の山々は確認できたが、長浜や米原方面は霞んで見えなかった。
琵琶湖大橋は少し変化をしたが、昨日ほどではなかった。凄い変化が見られたのは、沖島や能登川から荒神山方面にかけての対岸である。沖島付近では逆転層の存在も確認できた。昨日に比べて逆転層が低いところにあるためか、上位蜃気楼の変化は湖面に近い所で多彩な変化を見せていた。
画像1に今日の琵琶湖の景色と琵琶湖大橋の小さな上位蜃気楼の変化を示す。今日の変化は、東に偏っていたり、Z型が両端に移り、逆転層が低い高さにあることを物語っている。
画像2には、沖島民家方面の上位蜃気楼の様子を示す。今日は湖面近くの民家や手前に浮かぶボートに変化が起きている。逆転層が湖面に近い所にあると言える。
画像3には、大同川水門方面の変化の様子を示す。水門の背後にある景色は板塀状にならず、水門までが板塀状に変化し、湖岸近くが上下反転になったりしている様子が分かる。
画像4には、日本電気硝子能登川工場方面の変化の様子を示す。昨日は背後の景色が板塀状化してから工場付近が板塀状化したが、今日は湖岸の景色のみ板塀状化している。上位蜃気楼特有の「上に反転像ができる」様子がよく分かる。右方の数字に似た模様の変化が面白い。
今日は午後2時半から3時頃までの短時間の観測であった。明神崎向こうの近江白浜方面や沖の白石・多景島には上位蜃気楼が観測できなかった。また野洲や守山方面も観測した時間帯では実景であった。
画像5には、興味ある写真を掲載した。逆転層は湖岸からどのように見えるのであろうか。今回はこれをキャッチ?専門家のご意見をお願いします。

※画像を見やすくするために、コントラストの画質調整を施しています。
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1琵琶湖大橋の様子 -今日の確認できた変化は小さい-
2今日は沖島方面でも多彩な変化が見られた
3大同川水門方面でも湖面近くが多彩な変化
4日本電気硝子能登川工場方面でも昨日と異なる多彩な変化
5興味ある画像3つ -沖島逆転層・愛知川大橋3像・近江白浜実景-

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