小松浜から長浜方面の上位蜃気楼を初めて観測
デジカメ画像提供&HP作成 琵琶湖地域環境教育研究会 松井 一幸
21)2004年3月28日(日) 早朝は下位蜃気楼、そして実景から午後に上位蜃気楼へと変化
松井の観察日記
2004年3月28日(日)は大きな移動性高気圧に覆われ、終日穏やかに晴れ渡った。午前中の湖上には低いところに靄のような白い層があり視界は決してよくなかった。時間が経つと共に靄が晴れ視界が良好になった。ビワコダス観測ではこの日は典型的な湖陸風の場であった。
小松浜から見る上位蜃気楼はおよそ30km遠方の長浜方面から始まっていた。普段見えない長浜方面の建物が大きく見え、蜃気楼化していた。この時、多景島以南は実景であった。
その後、上位蜃気楼は、多景島、荒神山、能登川方面へと移り、水車橋や沖島、長命寺方面が蜃気楼化した。続いて三上山、野洲方面から琵琶湖大橋、堅田方面に素晴らしい蜃気楼が長時間出現した。
夕方5時を過ぎても上位蜃気楼が見られた。この日は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラを駆使して素晴らしい上位蜃気楼を記録することに成功した。
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