魚津の上位蜃気楼(富山県魚津市)
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【有名な魚津の蜃気楼の紹介】
※ 魚津埋没林博物館周辺の海岸から黒部市生地方面、富山市岩瀬方面、新湊市方面、氷見
方面が上位蜃気楼をみることができるポイントです。
※※ この地図の距離・範囲は『蜃気楼のはなし(発行:魚津教育委員会・魚津埋没林博物
館)』を参考
にしました。
テレビや新聞で報道される「富山の蜃気楼」は、魚津埋没林博物館周辺(富山県魚津市)から撮影さ
れたものです。しかしながら、魚津からしか蜃気楼を見ることができないわけでなく、例えば「富山市岩
瀬浜」から魚津方向に見えることもあります。つまり、富山湾周辺から対岸方向に向けて「蜃気楼」を見
ることが可能だと思います。
魚津では上位蜃気楼のことを「春の蜃気楼」と呼んでいます。その蜃気楼がよく現れるのは前出の『蜃
気楼のはなし』では、4月から5月、最高気温が18度から25度の場合が多いとのことです。それに、付
け加えまして、平均して北東よりの風の弱い日の午後が発生率が高いと聞いています。これらの条件は
琵琶湖(南湖)の上位蜃気楼発生条件と一致しています。
埋没林博物館は上の地図をご覧になると判りますように、左右に視界がひらけていますから近くは、
黒部市生地方面、遠くは富山市岩瀬、新湊市、氷見市方面まで見渡すことができます。ですから、埋没
林博物館周辺は、絶好の蜃気楼ビューポイントということになります。ゴールデンウイークには埋没林博
物館裏の海岸に大勢の人たちが双眼鏡やカメラ、ビデオをもって行列ができるほどです。
(埋没林博物館では、ハイビジョン撮影された蜃気楼を大画面で見ることができます。)
魚津埋没林博物館周辺で蜃気楼を見物する人々
双眼鏡を持参で、多くの方が蜃気楼観察に訪れます。 平成5年5月5日(富山県魚津市にて琵琶湖蜃気楼研究会伴撮影)
蜃気楼は富山などの海岸から「異国の風景」や「壮大な蜃気楼」、「朝鮮半島」が見えるとか、見えない
モノが見えるのが「蜃気楼」と思われがちですが下の写真を見ての通り、ふだん見える風景が複雑に変
形し、伸びた像や上に反転した像などに見えるものが蜃気楼と呼ばれるものです。
下の写真は全て焦点距離600ミリ(12倍相当)で撮影されたものです。
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※ これらの写真は魚津埋没林博物館から提供していただいたものです。
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