琵琶湖大橋の蜃気楼化1(ジグザグになる橋)


撮影年月日:平成6年5月23日

発 生 時 刻:不明

 琵琶湖大橋は、琵琶湖の幅が一番狭まったところを大津市の堅田(西)から守山市(東)
に向けて約2kmを結ぶ橋です。なぎさ公園おまつり広場から北北東約14km沖に、この橋
が見えます。
 琵琶湖南湖で蜃気楼が発生するときには、琵琶湖大橋の東側橋梁から始まることが多い
ようです。
 この橋(実景参照)はアーチ型をしており、このラインのおかげで橋の変化や走行する
車が見事に変化します。まるで琵琶湖大橋は蜃気楼を見せるために存在するかのようです。


   





橋全景.jpg (22415 バイト)

琵琶湖大橋実景







             

三像の橋全体.jpg (25049 バイト)

蜃気楼化した琵琶湖大橋

 右の矢線の先は大津市堅田の杢兵衛造船所ですが、実景と比べても分かるように形を変え、伸びと上方倒立像の複合した蜃気楼となってます。橋全体は、通常より高くなり東側の水平線に接するかのように見える橋梁も右の矢線が示すように高くなり、3像型の蜃気楼となっています。






三像の橋拡大.jpg (24643 バイト)

橋の3像化した橋梁のアップ







               

ジグザグ橋.jpg (24361 バイト)

ジグザグになる橋

 この写真を見ての通り、橋がジグザグになっています。ここまで、視界のいい状態で、これほどまでに変化したものは以後ありません。この日、この橋の変化は周期的に3像からジグザグへと繰り返されていました。






             

ジグザグアップ.jpg (13697 バイト)

ジグザグになっていく橋のアップ



 

 

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