尾岱沼(北海道別海町)の蜃気楼紹介!
(Updated 2002/10/01)


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  ここでは、北海道の尾岱沼(根室支庁別海町)方面で撮影された上位蜃気楼(以
  後、蜃気楼とします。)写真を紹介します。
  (北海道は琵琶湖や富山湾に続く、上位蜃気楼発生エリアです。)
   ここで紹介する蜃気楼写真や地図は、福島県会津若松市ご在住の星弘之さんか
  らご提供していただいたものです。星さんは24年前に、別海町尾岱沼で四角い太陽
  (太陽の蜃気楼)を偶然撮影されました。それ以来、星さんは蜃気楼に興味を持ち、
  蜃気楼を意識して福島の大熊町近くの海岸や猪苗代湖を見ておられるそうです。

 

 

< 野付半島と尾岱沼までの距離と位置関係 >
oudaitou-notsuke_map.jpg (43831 バイト)
・尾岱沼(北海道別海町)や野付半島は根室海峡に面した位置にあります。
・撮影地点から上位蜃気楼化した尾岱沼までは、約10Km。
・撮影時、野付湾内は結氷中。

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< 尾岱沼方面に現れた上位蜃気楼 >
odaitou-sin01.jpg (41123 バイト)

 この写真(上位蜃気楼とそれに対応する実景)をみると、蜃気楼化した対岸風景が「凹凸がなく高さがそろって、水平一直線状になっいる」ことが明確に分ります。(このような光景を“板塀状になる”という表現をよく用います。)板塀状に見える内部をよく見ると、建築物が伸びていたり、上方倒立が加わって伸びているようすも分ります。
 このようなことは、上位蜃気楼の典型的な例です。下位蜃気楼(浮島現象)と上位蜃気楼の区別を判断するポイントになります。(2002年10月01日画像更新)

<撮影時の様子(撮影者の星 弘之さんからいただいたコメント)>

撮影日時:2001年2月14日 午前7時ごろ。 

場   所:北海道野付郡別海町野付半島。

天候など :晴れ 微風 気温(現在メモ調査中)、野付湾内は結氷中。 

撮影機材:Canon Eos1N/使用レンズ等 400mm×2(撮影倍率は約16倍)

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