琵琶湖北湖では第一級の多彩な上位蜃気楼が出現した


風の風景 No.773


2023年05月12日(金)は、高気圧の中心が東北へ去り、その背面に入った。
爽やかで穏やかな良い天気となった。日中の若狭湾・伊勢湾沿岸では海風、琵琶湖では湖風が吹いた。
琵琶湖では視程が非常に良かった。昼頃は強い下位蜃気楼であった。
午後3時前に大津市北小松湖岸へ出向くと、琵琶湖大橋は太い眉毛状になっていた。
長浜方面や多景島方面も伸びが見られ、大きな蜃気楼変化が期待された。
避けられない用事で出向いた後、再び北小松湖岸に戻ったのは1時間40分後の午後4時20分であった。
まだ広範囲で上位蜃気楼変化が起きていた。
長浜、多景島方面は縮んでいたが、彦根南部は湖面蜃気楼や板塀状蜃気楼が見られた。
沖島や野洲、守山方面は板塀状蜃気楼であった。琵琶湖大橋は太い眉毛状変化となっていた。
観測できなかった100分間は仕方がないとして、記録した画像を元に蜃気楼変化を編集した。
ビワコダス北小松の気温は8.8~21.9℃。琵琶湖大橋付近の水温は16.3℃。水位は+08cm。安曇川沖水温は13.8℃(水温・水位4:00国交省)。<代筆:松井一幸>
番号説明をクリックすると画像が現われます
琵琶湖大橋方面の変化
守山市今浜方面の変化
野洲市三上山方面の変化
沖島民家方面の変化
東近江市大同川樋門方面の変化
日本電気硝子能登川工場方面の変化
彦根市多景島・米原方面の変化
長浜方面の変化
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは15日に1回程度の回収後に表示されます。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)Simowes風情報
)BiwakodasAmedasSimowes統合気象情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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