停滞前線上の低気圧が早朝に南岸を通過し強い比良オロシに見舞われた
風の風景 No.772
2023年05月08日(月)は、
南岸に伸びる停滞前線上の低気圧
が四国紀伊半島沖から関東の東海上へ抜けた。
琵琶湖周辺では北寄りの強風が吹いたが、地上等圧線は45度マジックを見たし、気圧傾度も大きく、比良山麓では最強の比良おろしが吹いた。
この日の最大瞬間風速は、ビワコダス北小松では9:10の22.4m/s(N)、アメダス南小松では10:41の22.7m/s(N)、彦根気象台では11:20の17.9m/s(NW)であった。
低気圧が東へ遠ざかった後も、西から高気圧が張り出し、強風は終日続いた。
JR湖西線は強風のため始発から和邇駅~近江今津駅間で運転を見合わせた。風が弱まったため12:56に運転を再開した。
ビワコダス北小松の気温は13.2~17.2℃。琵琶湖大橋付近の水温は17.1℃。水位は+31cm。安曇川沖水温は13.3℃(水温・水位4:00国交省)。<代筆:松井一幸>
番号
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1
ビワコダス北小松観測所stationKから南西方向を眺める
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは15日に1回程度の回収後に表示されます。
①
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
②
)Simowes風情報
③
)BiwakodasAmedasSimowes統合気象情報
④
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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