大津市北小松から眺める膳所・石山・瀬田方面の上位蜃気楼


風の風景 No.742

2021年6月6日(日)は、梅雨前線は引き続き南岸を離れた南海上にあり、梅雨の中休みが続いた。
気圧傾度は非常に小さく風は弱い。若狭湾・琵琶湖・伊勢湾沿岸では弱い海(湖)陸風が終日吹いた。
大津市北小松湖岸から琵琶湖を観察すると、午後3時頃は全てほぼ実景であったが、午後4時前になると琵琶湖大橋に小規模な上位蜃気楼変化が現れた。
約40分間小さな変化を見せた。琵琶湖大橋方面以外はほぼ実景で顕著な変化は認められなかった。
琵琶湖大橋向こうの南湖の対岸を眺めると多彩な上位蜃気楼変化が起こっていた。
膳所・石山瀬田方面の建物が伸びて板塀状の上位蜃気楼変化がはっきりと確認できた。
北湖ではほぼ実景であったのに、南湖の蜃気楼が北湖から確認できたのは価値ある記録となった。
南湖のなぎさ公園からのT氏の観察では、多彩な蜃気楼変化が起きたとの報告があった。
ビワコダス北小松の気温は16.5~23.4℃。琵琶湖大橋付近の水温は19.8℃。水位は-09cm。安曇川沖水温は18.5℃。(水温・水位4:00国交省)。

番号説明をクリックすると画像が現われます
大津市北小松から見る琵琶湖大橋と南湖の上位蜃気楼変化
大津市北小松から眺める膳所・石山・瀬田方面の上位蜃気楼
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは15日に1回程度の回収後に表示されます。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)Simowes風情報
)BiwakodasAmedasSimowes統合気象情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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