高島市明神崎から眺める多景島の多彩な上位蜃気楼変化
風の風景 No.738
2021年5月10日(月)は、快晴の五月晴れでスタート。午前中は風は弱く、琵琶湖では湖風が認められる。
午後になると
弱い高気圧が日本海上に発生
し、その張り出しで若狭湾から北寄りの風が琵琶湖へ流入した。
午後1時過ぎに大津市北小松湖岸では弱い北東の波と風が吹き始めていた。
琵琶湖大橋はほぼ実景であったが、彦根方面や多景島方面に伸びが見られたが、
明神崎へ移動し午後1時20分頃から観察を行った。
明神崎では沖島以北に板塀状の上位蜃気楼変化があった。 多景島はで多彩な上位蜃気楼変化が見られ、上下に別れる変化が見られた。
上位蜃気楼変化は、米原湖岸から彦根湖岸に広がり、東近江市や沖島まで続いていた。
午後1時50分頃になると北寄りの風が強まったので観察を打ち切った。
大津市なぎさ公園からは明神崎や沖島の稜線の伸びが観測されたとの情報が入った。
夕方にはさらに風が強まり、比良山麓では日最大瞬間風速14m/s程度のオロシが吹いた
ビワコダス北小松の気温は9.6~21.8℃。琵琶湖大橋付近の水温は15.9℃。水位は+11cm。安曇川沖水温は13.4℃。(水温・水位4:00国交省)。
番号
説明をクリックすると画像が現われます
1
明神崎観測ポイントから見る対象物までの位置関係と距離
2
明神崎から見る彦根市三津屋方面の板塀状蜃気楼変化
3
明神崎から見る愛知川河口方面の上位蜃気楼変化
4
明神崎から見る沖島民家の上位蜃気楼変化
5
明神崎から見る琵琶湖大橋の微小上位蜃気楼変化
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは15日に1回程度の回収後に表示されます。
①
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
②
)Simowes風情報
③
)BiwakodasAmedasSimowes統合気象情報
④
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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