比良山麓に吹いた風はドップラー・ライダーにどうとらえられたか


風の風景 No.724

2021年3月26日(金)は、日本海に小さな低気圧があり、昼頃能登半島へ南下した後消滅。
西から高気圧が張り出し琵琶湖付近は一時的に西高東低の気圧配置となった。
昼前から夕方にかけて北西の風が比較的強く吹いた。
比良山麓では比良オロシが中程度に吹いたが、風向がバタつき安定しない比良オロシだった。
山頂には風枕はなく、風下側にも波動による層積雲は形成されなかった。
これは通常見られるオロシのケシキではなかく、上空を通過する風が多かったと考えられる。
大津市和邇南浜でも風は強く、型破りの比良オロシであった。
今日26日は近江舞子で比良八講の行事が営まれた。これが済むと「比良の八荒」荒れ終いと言われる。
ビワコダス北小松の気温は6.3~16.9℃。琵琶湖大橋付近の水温は11.4℃。水位は+07cm。安曇川沖水温は9.6℃。(水温・水位4:00国交省)。
番号説明をクリックすると画像が現われます
ビワコダス北比良気象観測所(stationA)の向こうにはDopplerLidarが見える
3月22日からの観測を終えて、夕暮れに後始末をする研究メンバー
3月26日の比良山麓に吹いた毎10分最大瞬間風速グラフ
その観測データ表:毎10分最大瞬間風速[m/s]
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは15日に1回程度の回収後に表示されます。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)Simowes風情報
)BiwakodasAmedasSimowes統合気象情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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