北比良に設置され研究体制に入ったドップラー・ライダー


風の風景 No.723

2021年3月23日(火)は、次第に移動性高気圧に覆われ快晴の穏やかな春日和となった。
早朝は放射冷却でやや冷え込んだ。終日若狭湾・琵琶湖・伊勢湾沿岸では海(湖)陸風が吹いた。
大津市北小松の湖岸から見る対岸や琵琶湖大橋は、午後2時頃は弱い下位蜃気楼であったが午後5時頃は実景であった。
この日、大津市北比良にMetroWeatherKKによりDopplerRiderが設置され、昼頃から本格的運用が始まった。
空気中のエアーゾルの動きを15kmの遠くまで感度良くとらえることができ、空気の動きを明らかにすることができる。
比良オロシの風の動きの解明が待たれる。1週間ほどの観測になるが、成果が期待される。
ビワコダス北小松の気温は3.3~12.8℃。琵琶湖大橋付近の水温は11.0℃。水位は+09cm。安曇川沖水温は9.0℃。(水温・水位4:00国交省)。
番号説明をクリックすると画像が現われます
ビワコダス北比良気象観測所(stationA)の北隣に設置されたドップラー・ライダー
軽トラックの荷台に搭載された重量300kgの赤外線観測器
観測器の側面に貼られたお知らせ
軽トラックに載り移動も容易、心強い高性能の赤外線観測器(15kmをカバー)
観測器の北方面はタンヤマ谷で、この方面から強い比良オロシが吹いてくる
ビワコダス北比良気象観測所(stationA)の様子
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは15日に1回程度の回収後に表示されます。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)Simowes風情報
)BiwakodasAmedasSimowes統合気象情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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