大津市北小松湖岸から琵琶湖大橋の上位蜃気楼変化をとらえる


風の風景 No.717

2021年2月14日(日)は、移動性高気圧の背面に入ったが4月並みの陽気な天気が続いた。
上位蜃気楼が出そうなので、午後2時過ぎに大津市北小松湖岸へ出向いた。
着くと既に上位蜃気楼変化があった。上画像に示すように、ダラダラ型の上位蜃気楼であった。
野洲三上山以北はやや霞んでいたが、琵琶湖大橋は割と鮮明に見えた。
それより北は、景色が縮んでいて上位蜃気楼変化は既に終わっていたか無かった様子だった。
もう少し早ければ琵琶湖大橋の変化も太い眉毛型やZ字型が繰り広げられていたかも知れない。
琵琶湖大橋は、20分の間にダラダラ型からフーチング(橋脚台)型へ変化し、その後は上下が著しく縮むペシャンコ型へと変化した。
野洲以北では、全ての景色が上下方向に縮んでいた。画像2には沖島の例を示す。
上暖下冷の温度境界層が低いと起きる現象であることをシミュレーションにより筆者が明らかにしている。
ビワコダス北小松の気温は ~ ℃。琵琶湖大橋付近の水温は10.1℃。水位は+04cm。安曇川沖水温は9.0℃。(水温・水位4:00国交省)。

番号説明をクリックすると画像が現われます
その後の20分間の琵琶湖大橋の変化を追跡
景色の縮み…沖島の一例
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは15日に1回程度の回収後に表示されます。
)BiwakodasAmedasSimowes風情報
)Simowes風情報
)BiwakodasAmedasSimowes統合気象情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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