夕方大津市北小松から眺める小さな上位蜃気楼変化


風の風景 No.690

2020年3月26日(木)は、高気圧の中心は関東の南東海上に離れ、その背面に入った。
夕方までの天気は快晴で、早朝は放射冷却で冷え込んだが、日中は気温がぐんぐん上昇した。
気圧傾度は小さく風は弱い。琵琶湖では湖陸風が吹いた。敦賀では昼過ぎまで北の風が吹き、大津では西寄りの風となった。
今日は10時過ぎからデータ回収に出かけた。
鵜川・畑・武曾横山・北船木から塩津浜へ進み、塩津浜の水の駅で休憩後、福堂・野田を経て琵琶湖大橋を経由、和邇南浜・八屋戸・木戸・北比良へと順調に終えた。
途中高島市藁園や長浜市尾上、野洲市佐波江、大津市北小松湖岸で蜃気楼を観測したが、午前中は強い下位蜃気楼で、午後も実景止まりで上位蜃気楼の出現はなかった。
尾上では上位蜃気楼と思われたが、解析すると下位蜃気楼であった。
夕方北小松に戻り、対岸や琵琶湖大橋を眺めると上位蜃気楼の後と思える小さな変化があった。
ビワコダス北小松の気温は4.8~16.7℃。琵琶湖大橋付近の水温は11.5℃。水位は-02cm。安曇川沖水温は9.8℃。(水温・水位4:00国交省)。<代筆:松井一幸>
番号説明をクリックすると画像が現われます 画面の輝度を明るくしてご覧下さい
北小松から眺める縮んだ多景島方面 …観測目線高度3.0m…
長浜市尾上から眺める塩津浜方面の強い下位蜃気楼
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
★未観測点のデータは15日に1回程度の回収後に表示されます。
)BiwakodasAmedasSimowes統合気象情報
)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
前に戻る