北湖の上位蜃気楼
デジカメ画像提供&HP作成 琵琶湖地域環境教育研究会
54)2013年4月29日(月) 朝から気温がぐんぐん上昇し、昼過ぎに対岸や琵琶湖大橋方面に多彩な上位蜃気楼が出現した
2013年4月29日(月)は、南海上の高気圧と日本海の低気圧に西日本が挟まれる気圧配置(天気図:気象庁)となった。
午前中は快晴に恵まれぐんぐん気温が上昇し気圧傾度は小さく、午後3時近くまで琵琶湖周辺は湖風が吹き、上位蜃気楼発生の好条件となった。
午後1時半過ぎに小松浜に出かけると琵琶湖大橋は太い眉毛状に変化し、上位蜃気楼の到来を予感させた。
午後2時を回ると琵琶湖大橋は多彩な変化を始めた。対岸の能登川や野洲・守山・堅田方面も板塀状に変化していた。
対岸の沖島は、少し(30分ほど)遅れて上位蜃気楼変化した。
彦根の荒神山以北は視界が悪いこともあり、上位蜃気楼は確認できなかったが、多景島に少し縮みが観られた。長浜方面はヘイズで見えなかった。
気圧の谷が接近し、午後2時頃から急速に曇が広がり始め、南寄り(北湖は南東・南湖は南西)の風が吹き、気温の上昇も抑えられ、上位蜃気楼は終息した。
午後3時頃になるとどんよりと曇り、視界がさらに悪くなると共に、上位蜃気楼は消滅した。
<参考>
★多くのブラウザで鑑賞可能です(PC、iPone、Tablet等)。(JavaScript対応)。
①)BiwakodasAmedasSimowes風情報
②)10分毎:地上等圧線自動描画&風情報(三角形要素法)
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