小さな積雲が心地よく上空を通過する比良山系
小さな積雲が比良山系の向こう(右手:北西)から、琵琶湖の方(左手:南東)へ移動している。
この積雲は背が高く、比良山系にぶつかることはない。
今朝のように積雲が心地よく移動しているときは、良い天気であることが殆どだ。
黒く低い積雲が山頂をかすめ始めるようなときは、天気が荒れ始めることが多い。
雲の高さと移動する速さは、ケシキミの重要な要素である。
今日の積雲の底が高いのは、空気が乾燥しているからであろう。
空気の湿度が低いと、上昇流による空気塊の露点高度が高くなるからである。
まさに「天高く馬肥ゆる秋」の季節の到来である。