-- 2001年8月19日(日) 草津烏丸班 ヘリウム風船を用いた「風の体験」レポート made by K. Matsui--
-- 草津市烏丸半島琵琶湖博物館西の広場で実施 参加者 江竜、戸田、遠藤、吉村、附属中生徒10名 --
No
説明
1
博物館からヘリウム風船を持って観測広場に向かう生徒達
2
10名全員一丸となってがんばります(した?)
3
熱心に観測する生徒達。方位計のストローの工夫に感心!!
4
大分遠くへ飛んでいったなあ。まだ見える?
5
ウォータンの旗を持って応援。みんな頑張れよ!
6
比良山の方へ風船は飛んで行くよ!
戸田 孝さんの観察日記
参加者は遠藤さん、江竜さん、戸田と生徒10名です。博物館嘱託職員の吉村さん(もと教員で、アマチュア写真家としても有名)に声をかけて、観測風景の写真を少し撮ってもらいました。遠藤さんもデジカメで何枚か撮っています。
新たに参加した生徒も何人か居たのですが、基本的には前回と同じメンバーなので、準備時間に余裕があり、方位計にストローを立てて読みやすくする処理を済ませたうえ、2つの観測班で1つの風船を二重に追うこともできました。観測班を2つに分けるのを生徒たちに任せたら、男子班と女子班に二分。人数的にも丁度だったんですが、安直だなあ……
記録を見ていると女の子たちの方が形式はキチンとしてますね。年月日も観測者名もちゃんと記載してあるし。男の子たちの記録は、どれも放球後0秒の欄に最初の記録を書いています。
1回目は直ちに消して書きなおしているのですが、2回目は矢印で「1つ下」という指示を入れてそのまま書き続け、3&4回目に至っては、平然とそのまま書き続けています。入力データは、3&4回目については、記載されたそのままとしました。#0秒の欄には斜線でも入れておくべきでしたね。
3回目の放球を準備しているときに、担当の子が誤って手を離してしまいました。計時が全くできていないので、そのまま見送って、5分後に予備の風船で再観測しました。誤って手を離した子は計時担当だったのですが、動揺していたのでしょうか、途中で誤ってストップウォッチを停めてしまいました。計時が双方の観測班に各々居たので、以後は両班とももう一人の計時係の声で観測を続けました。
この場面では計時係が2人居たために助かりましたが、2回目の観測では、2人のコールが1秒ズレるという珍現象が発生したり、アクシデントは尽きません。
風は東風で、風船は湖の上へ飛んでいきました。太陽が視界の左に入る程度の向きなので、その意味では観測が少々辛かったと思います。上昇すると西へ流れが風船が北へ転向する傾向があり、一応Ekman境界層の向きと合っています。
遠藤 修一さんの観察日記
昨日の「風体験」の写真を6枚添付いたします。合計1MBギリギリです。(この6枚の写真をもう少し圧縮してHPに松井が貼り付けました)。烏丸での観測の様子については、戸田さんからいずれ報告があると思いますが、東風が強く、比叡山や比良山の方向に風船は飛んでゆきました。
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